【掘り出し物を見つける】アンティーク・リサイクル・中古の着物選び方講座

ちょっと前から大正ロマンやアンテークの着物がブームですよね!最近の新作では見られないレトロな雰囲気、素材感…アンテーク着物には不思議な魅力がいっぱいです!

新しく着物を仕立てるなら、もちろん自分ピッタリの寸法に仕立ててもらえるはずなので、あまり気にしたことはないかもしれません。プレタ(新品出来上がり済み)やアンティーク・中古のお着物や帯をお探しの場合は、ココだけはチェックしておきたいというポイントがいくつかあります。

今回はそれを記事にしますので、ぜひ一期一会の出会いを逃さないようにしてくださいね!

アンテーク着物の選び方

自分にピッタリの寸法なら即キープ!

昔の方に比べ、今の人はスタイルが良い方が多いです。

身長も手の長さも、今の人たちのほうが高いし長いです。理想は身丈ピッタリ・裄ピッタリ・身幅ピッタリですが、流石にそこまでのものは見つかりません(笑)気に入った柄なら迷わず即買いレベルです。

お店に出向く場合はメジャーは持っていってくださいね!

身丈

女性の場合は、自分の身長ぐらいの長さのものを選ぶと良いです。

ただし、体型によって身体に厚みがある方、胸やおしりが大きい方などは身長よりも長めの物をおすすめします。平均的な体型の方なら【着物の身丈-身長】で7cmあれば、おはしょりがとれます。

着慣れない方ならもう少し長いほうがベターです。身丈が長い分には着方次第でなんとかなります。

男性の場合は、かなりシビアです。男性の場合はおはしょりで身丈の調節ができない対丈なので、【身長-20cm】ぐらいのものを探しましょう。

短すぎるとかっこ悪いし、長いと引きずってしまい着られません。逆に、長すぎる場合は仕立てに出すか、角帯の下で女性のようにおはしょりを作ってしまうと着ることができます。

ここをチェック!

どうしても気に入ってるけど、寸法が合わない…まだ諦めるには早いです!“内揚げ”を見てみてください。内揚げは帯で隠れる腰辺りにある縫い目部分で、ここに余分な生地が折り曲げられている場合が多いです。この場合はお仕立て直しで、身丈を出してもらうと着られます。

ネットで買う場合には“縫込み””縫代”などで記載してある場合が多いです。

裄(ゆき)

背中心(背中の中心の縫い目)から袖先までの長さのことです。腕を斜め45度に下げて首のぐりぐりから手首のぐりぐりまでの長さを測ります。どこを測るのかわかっていれば自分でもある程度ですが、測ることは可能です。ただ、誰かに測ってもらうほうがいいです。一番いいのは呉服屋に行って測ってもらうことですかね(それだけでは済まない場合もありますが…)

ネットで探す場合は、自分の裄と同じものを探すと良いでしょう。街着でカジュアルなものなら多少短くても大丈夫です。

リサイクルショップなどで探す場合可能であれば羽織ってみましょう。羽織って衣紋を抜き(衿の後ろを握りこぶし一つ分開ける)腕を斜め45度に下げて、手首のぐりぐりに袖先があるとちょうどいいぐらいです。

ここをチェック!

裄も身頃と袖の継ぎ目に縫代を残してあることが多いです。この場合もお仕立て直しで、裄を出してもらうことができます。ネットで買う場合には“縫込み””縫代”や「裄○cm出せます」など記載してある場合が多いです。

身幅

羽織ってみて、右脇の縫い目と、上前の右端が重なるぐらい、背中心が身体の真ん中に来てると、ちょうどいいです。

身幅が広すぎるとダボっと見えてしまうので、シルエットが美しくないです。狭すぎるとつつまりきらないのでおかしいです。ネットで見る場合や、羽織れない場合はヒップのサイズから割り出してみてください。

簡易 身幅寸法表(女性)
腰廻り
ヒップcm
前巾cm 後巾cm
80~82 21.5 28.5
83~85 22.8 28.5
86~88 22.8 29.5
89~91 22.8 30
92~97 24 30
98~100 25.8 30
101~103 26.5 30
104~106 26.5 31.4
107~109 26.5 32
110~112 28.4 32
113~115 29.5 34
116~118 30 32

 

簡易 身幅寸法表(男性)
腰廻り
ヒップcm
前巾cm 後巾cm
86~88 23.8 28.4
89~94 24.6 30
95~97 25.8 30
98~100 26.5 30
101~103 27.6 30
104~106 27.6 31.5
107~109 28.4 32
110~112 29 32
113~115 29.5 32
116~118 30 33

アンティーク名古屋帯の選び方

現在の新品の名古屋帯は360cm以上あるものが多いです。しかし、昔の名古屋帯は基本的に短いです。昭和初期頃までのもの(おばあちゃんぐらいの年代)だと330cm前後昭和後期頃までのもの(お母さんぐらいの年代)だと350cm前後のものが多いです。

普通体型の方だったら350cmあれば、だいたい締めることができるはずです。飛び柄の場合はきちんと前柄が出したい位置にくるのかもチェックしておきたいですね。

柄は気に入ってる!だけどどうしても寸法が…

その場合はリメイクをおすすめします!リメイクと言っても洋服や小物に直すわけではなくて、着物を羽織に、着物や羽織を名古屋帯にといった具合です。

インターネットでも受けてくれるところはあるみたいですが、せっかくならこだわってリメイクしたいですよね。そういうときは呉服屋に出向くのがおすすめです。細かく打ち合わせをしてアドバイスを貰うことができます。

一番いいのは悉皆屋(着物お手入れ・直しのスペシャリスト)さんがお店に来ているイベントなどに出向くことです。直接やり取りができるので、もっともっと細かく指定したり、プロの意見を聞くことができます。プロに見てもらうと「リメイクしなくても、ここを直すと着物のまま着れるよ-」なんてこともあるので、どうしても気に入っているものは一度見てもらうことをおすすめします。

悉皆屋さんが店舗に来るようなイベントは呉服屋的には新規のお客さんがお店に来てくれる絶好の機会なので、どの呉服屋でも開催してると思います。問い合わせてみて、イベントが有るなら教えてくださいと伝えるだけで、連絡してもらえるはずです。

まとめ

今回はアンテーク着物や帯の、特にサイズの選び方について記事にしました。これがいい!軽く買ったけど着られない!失敗したという方が少なくなればいいなと思います。

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